こんにちは。家で料理中に油がはねて割とがっつり火傷しました。結構テンションが下がっています。ヴァンビスタ嬢を処方してください。さてそんなことは置いておいて21産募集です。1頭ずつ詳しく見ていきたいと思います。今回はサマーハ21です。
基本情報
1億8000万落札 父はリアルスティール 母15歳時の産駒で3月3日生まれの牡馬、生産はノーザンファーム 馬体重427kg、体高152.5、胸囲166.5、管囲20.1（すべてセール時） 矢作厩舎予定
両親
父リアルスティールは20産が走り始めたばかりで産駒の傾向などは分からない状態。産駒8頭が出走しておりまだ未勝利、出だしちょっと苦戦しているか。リアルスティール自身は勝ったGⅠがドバイターフ（1800）、毎日王冠で上がり32秒台の脚を使って勝つなどそのあたりがベスト？という印象。菊花賞2着に対して矢作先生が明らかに長いが能力で走ったというコメントをしていたような気がします（違ったらごめんなさい）
母サマーハは言わずと知れた名繁殖。しかしシャケトラとラスール以外の情報は意外と知らないなと感じたのでもう少し調べてみることに。まずサマーハ自身は現役自体11戦4勝、優秀ですがブラックタイプに載るレベルのレースを勝ってはいません。サマーハの母はGⅢを1勝、そして父もGⅢを2勝したのみ。それほど派手派手な戦績では無いのですね。少し意外です。しかし繁殖成績は優秀で、出走した7頭のうち6頭が勝ち上がり、産駒の合計勝ち数は23勝（うち地方2勝）。最も活躍したのはシャケトラでGⅡを3勝、舞台は芝の2200～3000。そのシャケトラの印象が強いので意外でしたがダートで勝ち星を挙げている馬もちらほら。地方の重賞を勝っている産駒もいました。さらに距離も多彩で、これもシャケトラの印象で長距離馬を出すお母さんなのかと思っていましたがそうでもないようです。言われてみればシャケトラは父マンハッタンカフェですもんね。
検討
公表事項なし、測尺も特にマイナス点なし。母は現役時勝利を挙げており、産駒の成績も優秀。父の産駒はまだ未知数も、この血統ですからいずれ芝王道の舞台で活躍馬を出すでしょう。セレクトセール、しかも1番に出てくるような馬ですから当然と言えば当然なのですがここまでに悪い所は見当たりません。
が、まあ何と言っても価格ですよね…1億8000万。GⅠ級であってもらわねば困る、というか実際に１つは獲ってもらわないと困るお値段。そして牡馬なので万が一活躍できなくても血統良いし仔に期待…なんてこともできません。その視点でもう一度見ると、確かに勝ち上がって数勝する確率は非常に高いもののある程度数が揃ってきた中で重賞馬はシャケトラのみ、そのシャケトラもGⅠは勝っていません。（事故が無ければわかりませんでしたが、事実としては）そして次の重賞馬と期待されたラスールもいまのところ期待に沿った活躍とまではいっておらず。そして何よりこの2頭が共に脚元を故障してしまっています。このリスクを考えるとちょっと行きづらいか。
ということで個人的出資したい度は40/100くらいです。皆さんはどうですか？
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