2023/8/31、初めての出資馬引退が決定しました。DMMのヴァンビスタが繁殖入り。自分の中ではある程度早い段階からそうなるだろうと覚悟していたこともあり驚きやショックはそこまでありませんでした。ただ、出資者の皆様多くがそうだったと思いますが育成時代の期待度は出資馬内No.1。本当に未勝利で終わってしまった…という何とも言えない気持ちです。この馬に出資して感じたことや考えたことを残しておこうと思います。まとまりは全くないと思いますがご了承ください。
育成時代のコメント
個人的には「よくわからんなあ」というのが正直な感想。クラブが売るために煽りコメントを出すならまだしも外厩がそんなことをするメリットが全くないというかむしろデメリットしかないと思うからです。現にこうなってしまった以上「あれだけ走ると言っておきながら未勝利で終わらせた外厩」みたいな声は当然あがるでしょうし。クラブが言わせた…?いや満口後もしばらくはそんな調子だったような。全体的に吹く外厩なのか…?いや全然良いコメント出てこない馬もたくさん。本気で良いと思っていて本気で弱い所を見抜けなくてこうなった…?うーん。よくわかりません。
~デビュー戦まで
外厩はいけますとのコメントながら厩舎に入れず、ようやく入れたと思ったらコース追いなしで芝の新馬戦へ。当日装鞍所で放馬。しんがり負け→骨片除去手術
厩舎に不満を持つとしたらここですかね。もう少しやりようはあったのではと確かに思いますが…内情はわかりませんからね。
復帰後~引退
復帰はしましたが調整過程や2戦目後北海道へ持っていったこと、3戦目の後未勝利出走の見込みはほぼないにも関わらずそのまま置いたこと、未勝利最終週に投票した番組、など総合的に見てかなり早い段階で繫殖入りが既定路線だったのだろうと思います。本気で勝たせる気がなかったは言い過ぎかもしれませんが、最終週走らせる気はもうなかったのでは?と思っています(憶測です)
蹄
本当にどこまで悪いのかもわからないなあと思っています。本当にずっと大きな問題があったけれど報告にはそんなに出さなかった、繁殖にあげたいから会員が納得するよう突然言及し始めた、色々考えられるかなと。ここはクラブに対して不信感ポイント。
〇外
今後外国産馬に出資することは一切ないと思います。レース選択の制限、内国産奨励賞が0などわかりやすいところに加え、どんな環境で育ってどんな育成をされてきたかが分かりづらいということが大きいなと感じました。実際本馬含め2頭の外国産出資馬は2頭とも気性に大きな課題を抱えている(いた)と言わざるを得ず、自分には無関係だと思えません。日本の、さらに大手牧場で育成されたというのは安心感や信頼感に繋がるのだと改めて認識しました。
厩舎に対して
個人的にはそんなに大きな不満はありません。こういう厩舎ですよねという感想のみ。1戦目があの結果になった時点で覚悟はできていました。仕方ないと思います。特に今後の出資検討でマイナスにすることもありません。
今後
繫殖牝馬ヴァンビスタの期待度はそこそこ高いと思っています。調教での動きや栗東でのタイムを見ても脚が遅かったわけではないですし、消耗せずの繁殖入りであること、馬格があること、血統的に日本の種牡馬だいたい付け放題なことなどがポジティブな点かなと。もちろん出資を検討したいですが、ただ個人的にはかなりクラブに対して思うところがあるのでどうなるかなあといったところ。
最後に
1番盛り上がったのがデビューよりはるかに前という悲しい結果ではありましたが、楽しませてももらいましたしいろんな経験もさせてくれました。期待はして当然ですが過度な期待をしすぎたことは反省しています。おそらく色んな意味で向いていなかった競馬という仕事から解放されるので、のびのびと良い繁殖生活を送ってほしいです。もちろん活躍馬が出れば何よりです。