ミスティックロアの母 Folklore

DMMドリームクラブ
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こんにちは。ヴァンビスタ嬢の牝系を掘った記事が意外と読んでいただけたので味を占めて相棒もいきます…と、思ったのですがこちらについてはお母さんだけで十分すぎるでしょう。これが7500万って今の日本の感覚からすると激安ですよね?父Arrogateに母がGⅠ2勝、これが同じような日本の血統で例えば40口クラブに出たり、セレクトに出たりなんかすれば億は余裕でしょう…

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Folklore

とはいえ詳しくは知りませんでしたので改めて調べたとところ、強すぎて笑ってしまいました。全8戦3着を外したことが無く(4-3-1-0)の時点で残念ながら骨折引退。内訳も未勝利2戦、リステッド1戦、GⅠ2戦、GⅡ3戦。なんだ、怪物じゃないか。

デビューは2歳5月、牝馬限定のMaiden Special Weight、ダート5ハロン(約1000m)。デビュー早い!距離短い!日本の地方競馬みたいですね。ここでは3番人気タイ、2着。2戦目も同条件のレース、1番人気タイ1着。3戦目は2歳牝馬限定のリステッド、ダート約1100m戦。2番人気2着。ちなみにこのレースの1着馬Adieuも後のGⅠウィナー。4戦目で初の重賞挑戦、Adirondack Stakes (GⅡ)2歳牝馬限定ダート6ハロン。4番人気ながら見事勝利し初重賞勝利。次戦同じくGⅡのSpinaway Stakes、2歳牝馬限定ダート7ハロン。4番人気タイ2着。このレース勝ち馬は前述のAdieu。

そしていよいよGⅠの舞台へ。当時ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズのステップレースという扱いだった、Matron Stakesへ。ダートの7ハロン戦。ちなみにこのレース、2007年にGⅡ、2016年にGⅢに降格してしまっています。さらに2018年、なんと芝のレースに。このレースを制しFolkloreさんはGⅠ馬に。2着馬との差は14馬身(?!)これ本当か?とレース映像を調べると…

えぇ…(困惑)

勢いそのままにBreeders’ Cup Juvenile Fillies (ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズ、ダート約1700m)へ向かい、1番人気となります。それに応え見事この本番ブリーダーズカップも勝利。せっかくなのでこちらも。

2歳でGⅠを2勝、その年のエクリプス賞最優秀2歳牝馬部門では1位票260のうち257を集め堂々の選出。3歳初戦のGⅡで3着に敗れ、その後骨折で引退となりました。

いくらFolkloreさんが高齢になってからの産駒とはいえ、調べれば調べるほどこの母とArrogateの組み合わせが日本に来てクラブで募集されるなんて驚き。しかもこんなごつい血統しておきながら顔があんなに可愛いだなんて(関係ない)

ロードクロサイト

これはミスティックロア出資者であれば全員ご存知だと思うのでさらっと。Folkloreの産駒のうち日本で最も知られているのはロードクロサイトでしょう。競走馬として日本で走り、未勝利。しかし繁殖入り後ディープインパクトとの配合で無敗の三冠馬コントレイルを出しました。

ラストランパドック。指定席キャンセル諦めなくて良かったです…

ダートで大暴れ期待

お母さんが強すぎてお腹いっぱいなのでこれで。こう見るとやっぱりダートですよね。じっくり仕上げてもらっていずれは世界のダートビッグレース巡りをしてきてもらいましょう。ヴァンビスタ嬢と違ってこちらは輸送苦手感いまのところないですし。まずは骨瘤を固めよう!がんばれミスティックロア!

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